2012年9月10日月曜日

子どもと放射能について考える会 小山 9/12資料

米軍(国防総省)が日本各地の甲状腺等価線量を発表しました。
https://registry.csd.disa.mil/registryWeb/Registry/OperationTomodachi/DisplayEstimatedAreaDoses.do;jsessionid=0a48c3702a366bdeed138ec94729d2de3bf02595c50bc3457cf60ff521739302.e34Kc3aKah0Qc40Ma3mMax8Tc38Le0

https://registry.csd.disa.mil/registryWeb/docs/registry/optom/OPTOM_OYAMA_ADULTS.pdf
小山は17歳以上ですが紹介します。
等価線量:全身被曝(外+内)から局所的な被曝量を計算した値。核種、部位、年齢などによって計算過程の係数が変わります。
17歳以上の甲状腺等価線量:小山11mSv、水戸(百里基地)10mSv、仙台12mSv
                   山形4.4mSv、東京(赤坂)5.2mSv、横須賀4mSv
原文から抜粋
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時間を戸外で過ごして、あなたに基づいた、絶えず高い身体活動レベル(また関連する呼吸数)を持っており60日間(3/12-5/11)の期間全体にわたる、大気、水および土の中で測定された放射線にさらされること。あなたの実際の放射線量が屋内であることにより与えられた保護、およびこの時の多くのためのより低いレベルの身体活動によりより低いと予想されます。
あなたの評価された放射線量計算は、食べて、呼吸を通じて身体へ得られた放射性粒子からの身体および内部放射線の外側の外部放射線出所および飲酒の両方からの貢献を含んでいます。
計算を支援するデータは、米国国防総省、米国エネルギー省、さらに日本政府および民間の組織によって集められました。その計算は国際放射線防護委員会法を使用して、国防総省の上級の放射線健康に関する専門家によって行なわれました。
線量計算は放射線防御測定評議会による調査中です。
あなたの全身・甲状の放射線量評価は悪い病状に関連したレベルよりかなり下にあります
この出来事に関連した、推定された放射線量および健康の危険が非常に低いので、誰も、それらの長期的な健康結果をモニターする、医学的監視プログラムに置かれていません。
 
安定ヨウ素剤の服用基準
WHO(
小児などは10mSv ) IAEA(50mSv) 原子力安全委員会(50mSv)諸外国は50mSvとしているようです。甲状腺線量が平均50mSvという比較的低線量の被曝グループでも、甲状腺がんのリスクが有意に上昇したとされている。「チェルノブイリ事故によるベラルーシとロシアの汚染地域における小児被ばくと甲状腺がんリスク(British Journal of Cancer (1999) 80(9))」(P.Jacobら)
         他の地点の各年代別甲状腺等価線量(mSv

百里基地(茨城空港)
東京(赤坂)
1歳未満
23
12
1~2歳
27
14
2~7歳
17
8.6
7~12歳
10
5.3
12~17歳
9.6
5
17歳以上
10
5.2
 会のメンバーの方が簡易計算してくれました。
             小山の世代別甲状腺等価線量
                                  全身(mSv) 甲状腺(mSv) 
 Adult(17歳以上)   0.87      11 
  1歳未満       1.5         25.3 
  1~2歳         1.7      29.6 
  2~7歳         1.2      18.2 
  7~12歳       0.87       11.2 
  12~17歳未満        0.84       10.6

この値は予想される最大値との解釈で良いと思います。
小山市はセシウムは比較的少なかったのですがヨウ素は多かったようです。
念のため甲状腺の疾患などに注意しておいたほうが良いと思います。



2012年9月8日土曜日

9/12 放射性物質測定用玄米の募集をします。

宇都宮の市民測定所から玄米を集めて欲しいとの依頼がありました。

今年できた玄米
小山だけでなく今年の東日本辺り(産地や結果をできれば公表しても良いもの)
検体量450ml
セシウムそれぞれ約5Bq/kgの検出限界

可能な方はよろしくお願いします。