~食品の安全・安心は今~
というテーマで主催 小山市 共催 栃木県下都賀農業振興事務所 の講演会が道の駅思川で行われたので参加しました。
その概要と感想です。
というテーマで主催 小山市 共催 栃木県下都賀農業振興事務所 の講演会が道の駅思川で行われたので参加しました。
その概要と感想です。
まずはαβγ線の説明、単位の説明、人体への影響(DNA損傷)。続いて事故で放出された主な核種、I-131.Cs-134.Cs-137.Sr-89.Sr-90 らの物理的・生物的半減期、蓄積臓器。「チェルノブイリのI131による甲状腺がんは手術で治った」
米原英典氏の解答はうる覚えで簡略化してます。他の参加者に伝えるのが目的でした。勤務先、名前、放射線技師だと言って質問しました。共催が下都賀郡農業振興事務所だったので農業関連の人たちが多く参加してる人たちは気にしてるのだろうと思いました。でも今日の話を聞いたら「カリウムだかラドンがあるのだから大丈夫」と思い思考停止してしまったかもしれません。米原英典氏は配布資料にはない割りに熱弁してたカリウムとラドン。本当にズルい。
確定的・確率的影響について。確率的影響はがんや遺伝の-可能性-と示し、少なくてもゼロでない(とする)と示してた。がん・白血病は100mSv以上で線量と共に増加、遺伝的影響は人の調査では増加が観察されてない。「動物ではあるようです」
放射線発がんリスク推定のグラフ 喫煙・食事など個人の生活習慣などが30%、100mSvでも0.5%?、200mSvで1%。医療被曝や飛行機の宇宙線、自然放射線との比較。内外部被曝を受ける経路。
文科省発表の航空機サーベイマップ。*ここで会場の人たちが前のめり、初見か?* 東京電力福島第一原発周囲と小山市の説明をちらっと。
配布資料にはない栃木県内各地の去年6月と今年8月の線量比較。那須塩原はない。那須町を例に 0.38(地上50cm) →0.218(地上100cm)。「50cmも100cmもあまり変わらない」
外部被曝の評価、家の中の低減係数は0.4。例えばBG含めて外1μsV/hなら年間5.3mSv。
これまた配布資料にはないが自然放射線、カリウムやラドンについて、天然カリウムの中に0.012%放射性カリウムがある。「食品の放射性カリウムで人はずっと被曝している。ラドンは気化してずっと被曝してる。」比較的長時間説明。
食品による内部被曝の計算 Cs137を100Bq/kgを含む食品を0.5kg摂取→1年で0.24mSv(成人)。実行線量係数より計算、子どもの係数も示してはある。食品の規制値について「海外から厳し過ぎると言われる」
稲わらと肉牛・茶葉・野生きのこ・山菜の汚染。今年4月以降の全国検査結果、広島の原木しいたけ基準値超過「核実験由来ですかね」
自家菜園について「気になる方はカリウム肥料を入れる、でもカリウムも放射性ですからね」
内部被曝の防護①口、鼻、皮膚から入らないように。規制値を超える食物を長時間食べない。②放射性物質の放出の情報に気をつける。③土が身体に付けばすぐ洗う。
おわりに うんぬん書いてあり最後に対応は無理のない範囲でと
米原英典氏の印象的な発言は「」にしました。
質問内容
リスク推定について子どもは入っているのか?
「原爆のデータで入っている。」
では喫煙と比べるのはオカシイのでは?
「確かにそうだがリスクのひとつとして示した。子どもは放射線に関して感受性が高いのはご存知かと思います。でもCTなどで…。」
CTとかの医療被曝は得られる画像が診断などに有益だから被曝が許されるわけで今は東京電力が放射性物質をバラマキ、被曝させられてる。僕は放射性物質を食べるリスクもあると考えて食品は産地を選んで買っている。申し訳ないけど小山の野菜もなるべく食べたくない。
「確かに東京電力の責任はある。でもカリウムとか他のリスクからすると…。ポロニウムとかも…。美味しいものを食べた方が良い。風評被害もある。」
タバコのリスクは放射性ポロニウムは考慮されてる?
「疫学的データで…入っている。」
100mSv以下は分からないと言っているがWHOは10mSvでも発がんリスクは上がる、白血病になってしまった原発労働者は5mSvでも労災認定されているが?
「ICRPも閾値なしではないかと思っている。」
だから農業関係者さんにも考えてもらう意味でももっともっと話したかったのですが終了時間が過ぎてたのと他の参加者の方たちがソワソワしだしたので途中で止めました。
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